パイ
小麦粉とバターを重ねる『折り込みパイ』、小麦粉とバターを混ぜ合わせる『練り込みパイ』、その中間の『速成折り込みパイ』があります。
日本で一般的に『パイ』と呼んでいるのは折り込みパイの事。
水で練った小麦粉のシートでバターのかたまりを包み、生地をのばしてはまた折り込んでを繰り返して生地の中に薄いバターの層を作ります。その途中でバターが生地に溶け込まないように数回冷蔵庫で冷やして休ませたりもします。そうして何層にもなったパイの生地と軽い食感ができるのです。
パイは英語で『カササギ鳥』という意味。
何でも巣に持ち込むカササギ鳥の性質が具を詰め込んで焼くパイに似ていることから付けられました。
折り込みパイは17世紀の中ごろ、フランスで生まれました。画家で菓子職人だったクロード・ジュレ(のちのクロード・ロラン)が、生地にバターを入れ忘れ、こねた生地の間にバターをはさみ、折りたたんで焼いたところ、美味しいパイができたのが始まりだといわれています。
アメリカでは、アップルパイのほか、パンプキンパイ、チェリーパイ、キーライムパイなど、地域や季節によってさまざまなパイが作れています。
アメリカでのパイの存在は郷土菓子と言えるほどアメリカでは定番のスイーツです。